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テント技術の基礎知識【平面形状のテント】


平面形状のテント

 平面形状のテントの例は、軽微な工作物とみられるテントにみることができる。
 平面形状の膜で構成されたテントの例として、切妻形のテントや寄せ棟形テントがあげられる。
 また、片流れ形のテントが平面形状のテントの例としてあげられるが、この例には平面的に構成された軒出しテントがあげられる。

 このように平面形状のテントは軽微な工作物とみられるテントに例としてみることができるが、膜構造建築物とみられるテントとしてはほとんどみられない。
 これは、膜構造建築物のように膜部分の規模が大きくなると風や雪などの外荷重に十分耐えるようにするために、膜を鞍形などの曲面にすることが効果的であるからである。


テント技術の基礎知識【製図の基礎】


製図の基礎
      矢印の方向に回転して、3つの画面が同一面になるようにする。この方法が第3角法である。


 立画面、平画面及び左側画面に描かれた図は、それぞれ正面図、平面図、左側面図と呼ばれる。

(3)透視図法
 透視図法には、ある視点からある物体(AB)を見たとき、視点と物体とを結ぶ視線が、その中間にある直立投影面(図2.3-2参照)に図形(A′B′)を描く方法である。
この方法によって作製された図が透視図である。この図は英語ではperspectivedrawingであるので、略してパースと呼ばれる。
 透視図の作図法には直接法と消点法がある。
 遠くまで続いた物体を見るとき、遠くの部分は小さくなってついには見えなくなる点がある。それを作図で求めた点は消点と呼ばれる。透視図の作図法には、透視図を描くときに設ける消点の数による1消点法(1点透視投影法)、2消点法(2点透視投影法)、3消点法(3点透視投影法)がある。
 1点透視投影法は、立体を画面に平行に置く透視(これは平行透視と呼ばれる)を行なって作図する方法である。また、たとえば直方体を作図するとき、直方体の互いに直角な
2側面が見えるように画面に斜めに置く透視(これは有角透視と呼ばれる)を行って作図する方法は2点透視投影法と呼ばれる。

(4)斜投影法
斜投影法は、ある立体を直立投影面あるいは水平投影面に斜めの平行投影線によって投影して、立体的な図として表す方法である(図2.3-7)。
 この方法で描いた図は斜投影図と呼ばれる。斜投影図の斜めの投影方向と水平投影面のなす角は傾角と呼ばれる。


テント技術の基礎知識【テントの形状・平面形状のテント】


テントの形状
    平面形状のテント

 平面形状のテントの例は、軽微な工作物とみられるテントにみることができる。
 平面形状の膜で構成されたテントの例として、切妻形のテントや寄せ棟形テントがあげられる。
 また、片流れ形のテントが平面形状のテントの例としてあげられるが、この例には平面的に構成された軒出しテントがあげられる。

 このように平面形状のテントは軽微な工作物とみられるテントに例としてみることができるが、膜構造建築物とみられるテントとしてはほとんどみられない。
 これは、膜構造建築物のように膜部分の規模が大きくなると風や雪などの外荷重に十分耐えるようにするために、膜を鞍形などの曲面にすることが効果的であるからである。


テント技術の豆知識【日本でも大型テント建築を目指して】


日本でも大型テント建築を目指して

 アメリカやドイツでの実績に刺激を受けて、日本でも意欲的な建築家が
膜構造に注目するとともに、業界の一部では膜構造の研究を始めていた。
 しかし、日本の建築基準法は欧米に比べて新しいものには極めて厳しく、
また、仮設建築物として分類される当時の膜構造は、設置期間が6カ月以内と短く、
営業的にも苦しく、施主の見つからない時代が長く続いた。
 その突破口となったのが、冬期だけ営業するアイス・スケート場の出現であり、
まず東京に1棟、次いで大阪に1棟が建設された。
 東京は1965年11月、南千住の東京スタジアム・アイススケート場で、
ミシン+目止液サスペンション膜構造で、膜材料はナイロン繊維布に
塩化ビニール被覆であった。
一方、大阪は1966年12月で、大阪・野田スポーツ・センター・アイススケート場が
それで、空気膜構造で、膜材料はビニロン繊維布に塩化ビニール被覆のミシン縫いであった。
 大阪万国博を目前にし、日本各地に地方博の時代が到来した。
さらに大阪万国博後にも地方博の時代が再来し、日本全国に膜構造が出現した。


テント技術の豆知識【オーニングテント】



 オーニングテント(日除けテント)は、日射の遮蔽を目的としたテントで、従来のスダレに代わるオーニング(awning)ともいえる。オーニングは窓面など開口部の外部に取り付けられることにより、直射日光を遮蔽し、またテントが吸収した熱のほとんどを対流によって直接外気に放出するので、室温の上昇を防ぐのに大きな効果を示す。
 このオーニングテントが、国内で本格的に販売されるようになって、日除け、雨除けの効果ばかりでなく、店舗等建築物の「顔」ともいえる看板的要素、ファッショナブルに店舗の外観を彩ることなどの有利性から、レストラン、ブティック、カフェテラスなど店舗を中心に普及するようになった。
 オーニングテントの種類を大別すると「手動式」と「電動式」の2つのタイプに分けられる。

オーニングテントの特徴
(a)省エネ商品であること
 早稲田大学理工学部木材研究室『オーニング日射遮蔽効果に関する研究報告書』の実験
データ(資料提供:オーニング協会)によると、日除けも何もしないガラス窓のある部屋と、窓の外側にオーニングテントを設置した部屋との比較は、クーラーの電気代が3分の1ですむという結果が出た。また、冬は巻取ることにより太陽エネルギーを部屋いっぱい取り入れることで、暖房の節約が可能となる。
(b)イメージアップに貢献
 高デザイン、豊かな色彩と柄のキャンバス地、アルミの美しさで建物(店舗)のイメージアップに役立つ。
(c)電動式で操作が簡単
 電動式であるため、老人、女性、子供と誰にでも簡単に操作できる。
(d)巻取り式で出し入れが簡単
 巻取り式であるため、日差しの方向、雨の状況などに合わせ出し入れが簡単にできる。
(e)人通りの多い店舗にも適合
 アームが通行の妨げにならないように設計されているため、人通りの多い道路に面した店舗に適している。
(f)耐久性に優れ経済的
 フレームにアルミと合金を使用しているため、防錆力に優れ、いつまでも美観を損なわない。従ってキャンバスを取替えることで長期にわたって使用でき、経済的である。
オーニングの種類
 可動式のオーニングテントには、アーム支持の巻上方式(ロールオーニング)、垂直型巻取方式(ロールスクリーン)、可動型幌式(フードオーニング)及び可動型軒建方式などのタイプがある。
(a)ロールオーニング
 ロールオーニングの構造は図1.2-14のとおりで、スプリング内蔵式折りたたみアームを用い、手動及び電動で可動する。アームの付加力により布シャフトとフロントバーに装着されたキャンバスは常に展張される状態にあり、手動ギア及び電動モーターの可動により展張及び巻上収納をする。
 キャンバスは下向きの傾斜状態で使用するのが基本的で、その角度は15°〜30°が標準であるが、機能としては45°程度まで調節可能なものが一般的である。
 アームは規格化されているので出幅は限定されるが、間口については自由度がある。
(b)外付けロールスクリーン
 外付けロールスクリーンは、建築物の窓等採光部の外部に設置し、布シャフトとウェイトバーとに装着されたキャンバスを、ウェイトバーとキャンバスの自重を利用してキャンバスを下げ降ろす仕組で、構造は図1.2-15のとおりである。
 地域によっては、両サイドにガイド材を設置し、ウェイトバーと連結して風対策とすることもある。
 手動ギア・チェーン・電動モーター等で制御され、その可動によりキャンバスの下降及び巻取収納をする。
 使用範囲は、間口・高さ及び面積で設定されている。
(c)フードオーニング
 フードオーニングは、フレームとこれを包み込むように覆われたキャンバスで構成され、先端のフレームをロープ等で可動し、キャンバスを展張及び収納して使用する。
 展張時は図1.2-16のように幌形状となり、収納時はフレームとフレームの間にキャンバスが折.たたまれた蛇腹状になる。


テント技術の豆知識【軍事用テント】


軍事用テント

 宗教と国家の名のもとに侵略と破壊が繰り返されてきたヨーロッパで、中世から多量に 使用されてきたものに軍隊のテントがあり、文書や絵画にその記録が残されている。
 軍隊のテントには、遊牧民のテントのように快適さを追求した細かな工夫はなされていないが、組立・撤去・運搬などの簡便性に工夫がこらされている。
 ただし、中世の軍隊の指揮官のテントには、豪華な装飾を施したものもあり、博物館に現物が残されている。
 オスマン・トルコは、東ローマ帝国の首都コンスタンチンノーブルを陥落させ、そこを イスタンブールと改名して以来、周辺諸国に勢力を広げヨーロッパまで侵攻した。
 イスタンブールの軍事博物館には、17世紀以後のトルコのサルタン(大臣)たちが宮殿や野営で使用したテントが多数展示されている。材料は綿と絹で、刺繍付き内幕もある。
 またトルコ軍はポーランドにも侵攻したが、その証としてサルタン(大臣)たちが残していった
  豪華なテントの一棟がクラクフのヴァヴェル城・王宮博物館に展示されている。
 さらにトルコ軍はオーストリアにも侵攻し、ウィーンを包囲したが陥落できずに退却した。
その様子は、まるで森の木々のように、画面一面に中央柱1本の円錐形テントが林立する絵画として、ウィーン市歴史博物館に飾られている。
 軍事用テントから離れるが、シャンジェリエ大通りとそこを左右に入った通りには、カフェや
   ブティックなどの美しい軒出しテントが連なっている。パリの軒出しテントには、 固定式と可動式(開閉式)があり、描かれる文字も美しく、パリならではの景観を生みだ している。


テント技術の豆知識【定住民のテント】


定住民のテント

記録に残る定住民のテントのひとつに、ポンペイ壁画に記された、古代ローマの円形競技場のテントをあげることができる。これはドーナッツ形に配置された同競技場の観客席を覆う大型のもので開閉式テントであった。


テント技術の豆知識【遊牧民のテント】


遊牧民のテント

 有史以前から現在に至るまで使われているものに、遊牧民のテントをあげることができ
る。遊牧民のテントは、その形状から3種に分けられる。

(1)突き上げ形のテント
 アラブ(ベドウィン)やイラン(ペルシャ人)が使用している。黒い山羊の毛で編んだ
毛布を材料としたもので、通気性と遮光性に優れている。
 チベットにも同様の形状のテントがありヤクの黒い毛で編む。いずれも現在も使用され
ている。
(2)円錐形のテント
 ラップ人やインディアンがかつて使用していた。ラップ人は、冬季にはトナカイの毛皮、夏季には縫い合せた白樺の木皮と使い分けていた。一方、インディアンは、バッファローの毛皮を使用していたが、現在ではいずれも現地の博物館でしか見られない。
(3)ドーム形のテント
 モンゴルではゲル、内モンゴルではパオと呼ばれ現在も使用されている。屋根と壁面の
両方に骨組みがあり、羊毛を湿らせて叩き、毛を絡ませて作った毛布(フェルト)を被せ
ていて、断熱性に富んでいる。現在では工場生産されたゲルやパオもある。
 なお、大阪府千里にある国立民族学博物館に、モンゴルのテントが常設展示されており、名古屋郊外にある屋外民族学博物館リトルワールドには、ベドウィンのテントが常設展示されている。


テント技術の豆知識【近代的なテント「膜構造」】


近代的なテント「膜構造」は、アメリカとドイツで始まった。

(1)空気膜構造
 アメリカのコーネル航空研究所で研究を続けていたウォルター・バード(1912年生)が、第2次世界大戦直後の1946年に、軟質(空気膜構造)レーダー・ドームを完成させた。
空気膜構造のドームの性能は抜群で電波透過が最大、電波錯乱が最小、重量が最小という特長を備えている。
 ウォルター・バードは研究所を退所し、1955年ニューヨーク州バッファローにバードエアー・ストラクチュアーズ社を設立し、空気膜構造の軍用ドームを設計・製造・施工した。
民間用の膜構造も手掛けるようになり、やがて世界で初めて四フッ化エチレン樹脂被覆膜材料の膜構造も手掛けた。


(2)サスペンション膜構造
 サスペンション膜構造は、第2次世界大戦後にドイツのシュツットガルト大学に軽量構造研究所を設立したフライ・オットー(1925年生)が研究を始め、これに関する書籍の出版や講演、研究所に集まる世界各国からの研究員などを通じて自分の理論を世界中に広めた。
 1955年カッセルでのガーデン・ショウ、1957年ベルリンでのインター・バウ博覧会、1957年ケルン公園での踊る噴水上のテント、そして1964年スイス・ローザンヌでのスイス国内博覧会と、HP曲面(双曲放物面)を中心とした美しいテントの数々を実現させた。
ちなみに当時の膜材料は綿布であった。
 1967年にはカナダ・モントリオール万国博でのザイルネット併用の西ドイツ館を手がけるが、このとき膜材料はポリエステル繊維布に塩化ビニール被覆をしたものになった。

(引用元:http://www.tent.or.jp/memberhtml/techbook/tento-01-01-01-04.htm)


構造物の大型化に伴う様々な注意点の出現


 1.1 テントの歴史と現状
      1.1.7 構造物の大型化に伴う様々な注意点の出現

(1)構造物としての注意点
まず、サスペンション膜構造では、かつての吊り屋根で発生した降雨時の「ポンディング(屋根面の水たまり)」が発生する。次いで、かつての吊り橋や吊屋根の倒壊の原因となった強風の「フラタリング(バタツキ)」が発生する。
また、空気膜構造では、かつての軟式飛行船の墜落原因であった膜面の「引裂伝搬」が発生する。コンクリート基礎など固い部分と接するところで、膜面を横方向に引っ張ると破断することがある。
これらの現象に対応するため、サスペンション膜構造では膜面形態にHP(ハイパボリック・パラボロイド)曲面を採用し、初期張力を導入して、常に膜面を張りつめた状態に保つ工夫がとられた。また、空気膜構造では風圧に対応する内圧の値を定め、変動する風圧のもとでも常に膜面を張りつめた状態を保つ工夫がとられた。
これに伴って送風機や自動制御装置の知識が必要となった。
構造解析の面では、従来の静的解析に加えて動的解析も行われるようになり、また従来の線形解析から非線形解析へと変えていった。しかし、結露や音響など内部環境の面ではいくつかの問題を残した。
さらに、色・形・文字・意匠などが中心となる小型テントと同様に、材料選択や接合方法の面では共通するところが多いが、大スパンを狙う大型のテントでは、構造の面でまた異なる工学的知識や技術の蓄積が必要であると痛感させられる時代が長く続いた。

(2)材料としての注意点
膜面を「ポンディング」や「フラタリング」から守るために、初期張力を導入して常に膜面を張りつめた状態に保つ工夫がとられるが、この初期張力が大きすぎると膜面は伸び続けやがて「クリープ破断」することもあり得る。また、膜面に極度に大きな張力がかかったり弛緩したりの繰り返しがあると、航空機部材によくみられるような「繰り返し疲労」で破断することも考えられる。
膜材料は、大変形を許す材料であり、また金属などと異なりたて方向とよこ方向では異なる「応力 伸び特性」を示すので、これが取り付け時の膜面のタルミやヒキツレを起こさせる誘因になる(*1)。また、引張って取り付けた後での膜面寸法の経時変化の予測を難しくしている。初期応力を導入するには、膜材料の2軸「応力伸び特性」の把握が必要である。
 大型化の初期では、繊維に発生するカビも大きな問題となり、一現場のテントを全部新品に取り替えたこともあった。膜材料の切断面やミシン縫穴からの水が誘因である。
 テントの寿命は、膜材料や支持材料の経時劣化で決まるが、紫外線量や空気中の煤埃の量など立地条件など外部環境によって大きく異なる。
また、膜面に付着する汚れはテントの商品価値を下げ、顧客のテント離れを促すことになる。汚れは初期から問題となっていたが、現在は新技術によって改善の見通しがたった所である。

(3)接合部としての注意点
 初期張力が大き過ぎると膜面の接合部も伸び続けやがて「クリープ破断」することもあり得る。しかし初期張力が大き過ぎなくとも、膜面の温度が摂氏50度を超えるかもしれない例えば真夏の炎天下では、膜面の溶着接合部が伸び続け、やがて「高温クリープ破断」することもあり得る。
 ミシン接合部では縫糸が太陽の紫外線を浴びて経時劣化し破断することに注意しなければならない。

引用元(http://www.tent.or.jp/memberhtml/techbook/tento-01-01-01-07.htm)


屋外広告物の不燃材料使用義務


建築基準法第66条(看板等の防火措置)に「防火地域内にある看板、広告塔、
装飾塔、その他これらに関する工作物で、建築物の屋上に設けるもの、又は
高さ3mを越えるものは、その主要部分を不燃材料で造る、または覆わなけれ
ばならない」と定められました。ここで注意しなければいけないのは、屋上に設
けるものについては3mという制限がないことです。これは屋上に設ける看板に
ついては、高さが2mのものでも不燃材料で作り又は覆う必要があるということ
で、必ず覚えていて欲しい事項です。また、これらはあくまで防火地域に適用さ
れる事項であって、準防火地域ではこの規制は適用されません。
(産繊新聞より抜粋)

koukoku_funen.jpg


テント生地 物性測定方法


1.抗張力・伸度

a)サンプリング
 幅3cm、長さ30cmの試験片をたて方向及び横方向各3枚ずつ切り出す。(図1)
b)試験概要
 サンプリングした試験片を図2に示す通り引張試験機のつかみに取付け、下記の条件で引張試験を行い、切断時の強さ「kgf(N)」および伸度「%」を測定し、たて方向及びよこ方向それぞれ3回の平均値で表す。
c)試験条件
 つかみ間隔 20cm、引張速度 20cm/分 

測定方法

2.引裂強力

a)サンプリング
 幅5cm、長さ25cmの試験片をたて方向及びよこ方向各3枚切り出し、短片の中央に辺と直角に10cmの切れ目を入れる(図3)
b)試験概要
 サンプリングした試験片を図4の通り引張試験機のつかみに取付け、下記の条件で引裂試験を行い、引き裂く時に示す最大強さ「kgf(N)」を測定し、3回の平均値で表す。
c)試験条件
 つかみ間隔 10cm、引張速度 15cm/分 

測定方法

3.耐水度

a)サンプリング
 約15cm×15cmの試験片を4枚切り出す。
b)試験概要
 (図5)に示す耐水度試験装置に試験片の表側が水に当たるように取付け、水を入れた水準装置を60cm/分(1cm/1秒)の速さで上昇させて、試験片の裏側に3ヶ所から水滴がでた時の水位「mm」を測定し、4回の平均値で表す。

測定方法


固定式テント


■壁面に取り付けるテント
 一般的には、装飾テント、デザインテントなどと呼ばれる。使用目的は、日除け、雨除けだけでなく、店鋪の装飾や看板(またはサイン)として用いられる。開口部の上部、つまり窓や出入口の上に取り付けられることが多いが、自転車置き場などの天井部として用いられることもある。この種のテントは、テント枠のデザイン、イラスト、色彩、膜材料素材などが実に多彩で、店鋪の個性が活かせる。顔でいうと、眉毛のような存在で、なくとも生命に関わりないが、眉毛があると、男か女か、若いか年配かなど判明しやすい。
 このように、テントもあると個性が発揮できる有力な手段といえよう。
 また、同じデザインのテントをユニットと考え、数個、数十個並べるとインパクトがある。テントに文字やイラストがなくても、その店のロゴを小さく入れたりするとスマートで品位を感じさせる。
庇テント


■壁面に取り付け柱を必要とするテント
 レストラン、ホテルや店鋪のエントランス用として、柱を必要とする。歩道に突き出るときは、地域によっては行政の許可が必要なこともある。柱の部分を真鍮やステンレスを使用して重厚な雰囲気を醸しだすこともできる。
 また、壁面を利用して反対側に柱を立て通路を確保できる。日除け雨除けとしての機能性通路としてのサイン効果もある。エントランス用のテントは、色彩や大きさで窓のテントと区別されることがある。
キャノピーテント

■独立型テント
 バス停などの片持ち梁型のテントや、四方、六方に柱を立て集会所や待ち合い所のテントとして用いられる。この種のテントもデザインがいろいろ考えられる。
 イベント用としては、数日、数週間で撤去されるので組立式のテントが用いられる。
カート置き場テント

日時:2011年8月31日 13:04
続きを読む”固定式テント”

膜構造建築物の建築行政上の取り扱い


かつて、膜構造を用いた建築物については、建築行政上、原則として、建築基準法令で予想していない特殊な構造方法として個々の建築物ごとに、建築基準法第38条の規定に基づく建設大臣認定を要するものとして運用してきた。
 しかしながら、関係者の方々の努力により、膜構造技術に関する研究開発が進展し、建築実績が積み重ねられてきた結果、一定の条件下で、建築物としての安全性を確保するに足る技術基準等が作成され、認定手続きの簡素化が図られた。
 つまり、昭和62年11月16日付けで、膜構造の技術基準等が法第38条の規定に基づき建築基準法令上に位置づけられ、これに適合する膜構造建築物については(社)日本膜構造協会の設計審査を経た後、他の一般的な構造と同様に、建築主事による建築確認だけで建築が認められることとなったものである。これ以外も含め現在膜構造建築物の取り扱いは、具体的には次のようになっている。

■中小規模膜構造建築物技術基準

 骨組膜構造で膜構造部分が500m2以内の建築物を対象としてその技術基準に対し38条認定され、建築指導課長からその旨通達されている。設計者、膜材料の製造者などに特段の認定条件はなく、技術基準に適合すれば誰でも申請できる。建築に当たって必要な行政手続きは、今回の技術基準が審査対象に加わるほかは、通常の建築確認と同じである。

■特定膜構造建築物技術基準

 骨組膜構造で膜構造部分が500〜5,000m2の建築物、サスペンション膜構造及び空気膜構造で膜構造部分が3,000m2以内の建築物を対象として、(社)日本膜構造協会あてにその技術基準に対して38条一般認定が行われている。設計者などに特段の認定条件はないが、膜材料及び膜体加工工場については協会の登録を受けることとされ、また、協会は膜体の専門家として設計者などにアドバイスができる膜体技術責任者を定めるなど、所要の品質管理及び維持保全を行うこととされている。行政手続きについては、建築確認で取り扱われる。

「入門・テント技術」/日本テントシート工業組合連合会 編 より抜粋

テント倉庫


膜構造建築物の構造


膜構造は構造形式により骨組膜構造・サスペンション膜構造・空気膜構造の3種類に分けられ、さらにそれらは支持方法により幾つかに分けられる。また、他に異なる構造形式の組合せによる複合構造形式もある。

■骨組膜構造
 鉄骨造その他の構造の骨組に膜材料を張ることにより屋根または外壁を形成する構造方法をいう。骨組の架構法は、ラチス梁と単一部材の組合せあるいはラーメン構造、トラス構造がある。形態としては、平面または一次曲線を用いたものや鞍型に代表される二次曲線を用いたものがある。

■サスペンション膜構造
 膜材料を主材料として用い、基本形状を吊り構造(サスペンション構造)とした構造方法をいう。サスペンション膜構造は引張力のみに抵抗することのできる部材から構成されており、曲面を安定させる復元力は同一面内に含まれる吊り成分と押さえ成分との緊結によって得られる初期張力によって与えられる。それゆえ曲面は外部荷重に対して曲面内せん断力と張力の釣り合いからなる膜応力状態になる。ここでは、一応そのような膜応力状態になるサスペンション構造をサスペンション膜構造と名づけ、膜構造という特殊な分野に含ませ、この構造に含まれる原理的に異なる空気膜構造と区別している。また、このサスペンション膜構造はさらに膜材料の材質的な見地から2種類に分けられる。
(a)ザイルネット方式
 この構造はサスペンション膜構造のうちとくに鋼索、もしくはこれに類する線状の材料を使って網状とし、これを構造体としてその表面あるいは裏面に織布またはフィルムで覆ったものをいう。この構造物の特徴は織布やフィルムのみを使って構成する膜(membrane)方式とは異なり、膜面張力を必ずしも均一にすることもなく、そのため曲面形態をかなり自由に設定することができる。また強度の高い材料もあることから、この構造によれば大空間架構も可能である。
(b)膜方式(メンブレイン方式)
 ザイルネット方式におけるザイルネットのかわりに、織布やフィルムのみを使って等張力曲面に近い曲面を構成する構造物を膜方式という。この膜方式では、一般に膜面自体が非常に柔軟で、膜面張力はできるだけ均一にしないと局部応力を生じたり“しわ”を生じる恐れもある。しわを生じるところでは、しわに直角方向の膜応力は零となる。そこで膜方式では膜面張力をできるだけ均一にする必要があり、この点がザイルネット方式と大きく異なるところである。

■空気膜構造
 膜材料を用いて形成された屋根及び外壁の屋内側の空間に空気を送り込むことによって、内部の空気の圧力を高め、膜材料を張力状態とし、荷重及び外力に対して抵抗する構造方法をいう。
 空気膜構造の種類としては、以下の3つの方法がある。
(a)一重膜構造
 石鹸の泡がそうであるように、膜は一重であり、膜内圧は内部空間にかけることになる。この方式は最も一般的であるように、規模の大きいものができる。しかし、出入りにより内圧がやや下がるので入口は、二重扉、回転扉を使うことになる。また内部空間に人の出入りがあるので高圧にはできない。
(b)二重膜構造
 二重膜構造では、二重に張った膜の間に空気を送り込み空気枕のようにするもので、一重膜構造の時よりもやや高い圧力をかけることができる。これによって剛性の高いパネルのようなものとなり、全体として曲げにも抵抗することができる。また、一重膜構造のように、入口にある制限が加えられるのと異なり、オープンシステムにすることができる。
 東京ドームのような音響・空調等を目的とした内膜は、構造体ではないので二重膜構造とはならないので注意が必要である。
(c)チューブ膜構造
 チューブ膜に高圧空気を送り、剛性の高い線部材となるもので、アーチにして圧縮、曲げに抵抗させ、あるいは積み上げて、圧縮に抵抗させようとする方法など、あるいは補強ワイヤーを併用して橋桁に使う例などがある。

「入門・テント技術」/日本テントシート工業組合連合会 編 より抜粋
テンションエアーテント骨組み
日時:2011年8月29日 14:42
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