ニュースリリース

                          西陣帆布株式会社 広報担当

                         京都市上京区油小路通中立売下ル

                         甲斐守町西陣IT路地602-8061

 

2010年3月

 

 <報道用資料>

          産業用資材に京都の伝統産業の技術を融合

         日本初 屋外で使用が可能な紋織物を開発

 〜3月9日から12日まで東京ビッグサイトで開かれるJAPANSHOPに出展〜

西陣帆布株式会社

 

 産業用繊維資材に西陣織の伝統技術を融合した製品の開発を目指し、京都・西陣で立ち上げたベンチャー企業・西陣帆布梶i石川雅迪社長)は、このほど防水性など耐候性を持たせることで屋外でも使用可能な紋織物を開発しましたのでご報告申し上げます。

帆布(CANVAS)は、産業用資材として使われ、主に耐候性や強度が要求されてきました。定義としては太番手の糸を使い、経糸と緯糸の平織りした織物のことを言い、船の帆、カバー、日除けや最近ではカバンなどの素材として使われてきました。一方で、定義上、柄の入った帆布は世の中には存在せず、ファブリックの「優しさ」や「柔らかさ」といったメリットを表現しづらい素材でもありました。

今回、西陣帆布では京都市産業技術研究所繊維技術センターが開発した画像紋処理システムで製織することで、柄入りの帆布の織り出しに成功いたしました。生地幅も約90センチと幅広とし、さらに防水加工、防炎加工を施し、屋外での使用も可能です。織物であることで、木造建築にマッチし、日本の景観に配慮したテントとしても期待されます。また、素材には、緯糸の紡績糸として、再生PETボトルリサイクル糸を使用し環境にも配慮しました。このPETボトルリサイクル糸は、糸にする前に着色していますので、紫外線にも強く、色落ちがしにくいことも特徴です。用途としては商店舗の屋外テントや垂れ幕、店舗内の間仕切りなどを想定していますが、鞄や小物の素材としても利用できます。

3月9日〜12日に東京ビッグサイトで開かれるJAPAN SHOPでは、春到来を告げる桜柄の生地をパラソル、太鼓幕、オーニング、椅子、鞄などに加工、和の空間づくりに生かせる当社製品群をご紹介させていただきます。

なお、昨年京福電鉄様が3月25日(水)から5月6日(水)まで嵐山本線及び北野線で運行した「桜電車」に同製品が採用されました。

 

 

 

 

 

製品特長

@屋外で使用可能な紋織物

 防水加工、防炎加工を施し、屋外での使用が可能な織物に仕上げました。

A環境に配慮した糸を使用

 緯糸の紡績糸として、再生PETボトルリサイクル糸を使用しています。

Bインクジェット出力にない風合いを実現

 織物の凹凸感によって、平面的な柄印刷にない独特な質感・風合いを実現しました。

C画像紋処理システムを採用

自由度の高い柄の織り出しが可能となりました。